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江戸前の粋な小唄の歌詞をお楽しみください
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 三下り

一座からやっと目顔で飛び石づたい
人目のがれた小座敷で
無理に飲ますも 心で詫びて
そっと枕に この膝を
実は貸したい 下心
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 三下り

酒ほがい 酔えば心も浮き立ちて
去年(こぞ)の寒さも 戌の春
取る盃に浮かびたる
雲の色さえ めでたしや
うち連れ 舞いつれ 踊りつれ
匂いもゆかし 袂風
それもいつしか 恋風と
なってうれしい 夢心地
身は煩悩の犬張子
抱いて寝る子が欲しくそろ
ほんにえ
二上り

木曽のな御岳さんへ願掛け戻り
奈良井の宿の小娘が
きりょうがようて唄上手
袷な 中乗さん
袷やりたや なんじゃらほい
足袋を添えて
ついほだされて 二夜三夜
帰りともない 夕しぐれ
本調子

廻り燈籠ゆらゆらと
浪がゆがんで舟が来る
陸(おか)にゃ人力 花電車
犬も負けずに走るなら
姐さんお座敷お急ぎか
裾もほらほら川風に
ぽんと花火の散る浪が
まためぐり来る くるくると
ほんに浮世はまわりもち
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プロフィール
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芝鳳
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お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
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