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江戸前の粋な小唄の歌詞をお楽しみください
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 二上り

知らないうちに こうなって
知らないうちに ときめいて
知らないうちに より深く
知らないうちに 涙して
知らないうちに ただ一人

だけどあなたは知らないの
それをあたしは知らないの
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 三下り
都鳥 波に浮き寝のあだなさけ

 本調子
ひとりの人に 二夜とは
契らぬものと思えども
残る未練の朝時雨
濡らす葦辺の芝木戸や
その名も粋な 時雨茶屋
 本調子

腹のたつときゃ 茶碗で酒を
飲めど 飲めぬ
飲めぬ酒なら すけてもやろが
いなやな酔狂な おかしゃんせ
おっとそこらが 口舌の種となる
 六下り

夕立ちに ひとり外見る 洗い髪
待つ人は来もせで 濡るる門口に
辛気な声や 雨やどり
 本調子

うから うからと月日たつのに
なしのつぶての沙汰なしは
闇じゃ闇じゃと待つうちに
お月様ちょいと出て 南無三宝
そばやさん 何時じゃ
引けじゃえ
 本調子

うどんやさん
あつい花巻 ひとつ作って
おお寒さむ 
いいえ 家の人とやりあって
あたし一人で飛び出してきたの
ほんとに あの人 いけない人よ
大嫌い だけどね
やさしいとこもある人よ
あたし本当は 心の底から惚れてるの
あら ごめんんさい おいくら
 二上り

お互いに 死ぬの生きるの言った仲
はっ お忘れか
梅は匂いで 桜は花で
いつも柳は風次第
恨むぞえ

 三下り

あごで知らせて 目でうけて
必ずやいのと 約束したを
今において いまもって
首尾も場合もないことか
ええ ままならぬ 
ままならぬこそ
浮世 世の中じゃ 娑婆世界
 三下り

すっぽかす あなたの癖と知っていながら
もしや よもやに 今日もまた
やっぱり憎い すっぽかし
二度と会うまい くやしさを
まただまされる 口車
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お江戸東京は麻布飯倉と日本橋で小唄のお稽古をしています。
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